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結婚式について

2016.04.18

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人生の大きなライフイベントである結婚式。

日本では、儀式として行われる「結婚式」と「披露宴」を同じ日に開くことが多いようです。ここでは「結婚式」について述べていきます。

結婚式は、儀式的に執り行なわれることが多く、日本国内では主に神前式、仏前式、教会式、人前式が取り入れられています。

 

・神前式

神道の祭祀にのっとり行われる式です。

神社で行われることが多いですが、神前式の祭壇を設置しているホテルで実施される事もあります。

ただし、最近ではウエディングドレスを着たいという希望を持つ方が多くなってきた等の理由により、やや減少傾向にあります。

式の特徴としては、祝詞をあげる、三三九度の杯、玉串をささげる等が行われます。

 

・仏前式

仏教の教えにより結婚式を執り行なうのが仏前式です。

基本的には、結婚する当人に関係の深い寺(菩提寺等)で挙式しますが、やはりホテルや結婚式場で行われることもあります。

細かい点は宗派やその地方の風習により異なっているのが現状ですが、仏前にて結婚の誓いをする、念珠を受ける、杯をかわす、焼香が行われます。

 

・教会式

キリスト教の結婚式をモデルとした結婚式の事です。実際の教会(チャペル)で実施することもありますが、ホテルや結婚式場でも実施ができます。教会式の結婚式は、一般的なウェディングドレスやタキシードを着用して行われます。国内でも一般的になりつつあります。

入場が新郎と続いて父親にエスコートされた新婦の順で入場したり、牧師による聖書朗読や讃美歌を歌う等が行われます。

 

・人前式

両親や親族又は親しい友人等の前で結婚を誓うのが人前式です。結婚式場やホテルで実施しているところが多く最近増加傾向にあるスタイルです。

特定の宗教的な意味合いを持たないため、宗教的なバックボーンに関係なく行えるところがメリットと考えられている部分もあります。

全体的に教会式に似た式次第となっていることが多く、服装は洋式であり、入場行進や指輪交換も行われます。また最近では多様なニーズに対応している式場も増えており、その式場でオリジナルのプログラムが組み込まれていることも人気を博している理由です。

 

結婚式は、宗教的な儀式としての意味合いを持つこともありますが、日本人の宗教観から現実には様々な形式で実施されています。

また、近年では、経済的事情等から結婚式や披露宴を実施しない、いわゆる「ナシ婚」とする人も多いようです。

本人や周囲の人も含めて、多くの人が喜び祝福できる場として、また、結婚して家庭を育んでいくという事を社会的に周知させるという側面もありますので、今後も結婚式はその時代により形式を変化させつつ、重要なライフイベントとなっていくでしょう。