そんな時全く見も知らぬ人に優しい言葉を掛けられたり、手を差し伸べて頂いたりされると、その時の気持ちは喜びと感謝の心でいっぱいになると思います。

気持ちのどこかが温かくなって、心の中がほころんで、少しずつでも周りが見えて来ますね・・・そんな経験をされた時はありませんか？

生きている限り良い事も、いやな事も沢山の経験を繰り返している内に、少しずつ少しずつ優しい気持ちが芽生えて温かな心も膨らんできて、他人に優しくなれる人間に成長していけるのかも知れない・・・

涙を流した数だけ幸せは来ると聞いたことが有りますが、明るい未来が待ってるよーと元気付けられて人生を積み重ねて行けるのかも知れません。

そんなこんなで今年の10月で結婚50年の節目を迎えます。

喜びも、悲しかった事、苦しい事もいっぱい。でも楽しかった事の方が多かったかもしれない50年だったと思われますが、現在も二人共健康で仕事も続けられている、それが一番かな〜と思えます。三人の子供に恵まれ、仕事、家事、育児と忙しかったけれども・・・

山あり谷ありとは良く言われますが、全て水に流して喜びに変えてポジティブに日々過ごしていきましょう、そんな心のゆとりも生まれて来たこの頃ですが、何年か前から「チョコリラ日記」を付け始めています。

チョコっとリラックス、を感じられるの意味からだったと思いますが、楽しかった事、嬉しかった事だけを書き込んで、時々読み返しては、おばさん一人、ニヤニヤくすくすと、他人がみたら気持ち悪いでしょうけど、読んでいる時、読み終わった時など、他人には理解出来ない幸せを感じています。

50年の間にお題目のお薬をいっぱい頂いて、心のトゲを抜きながら、心や身体にしみ込んだアクなども洗い流して頂いた、積み重ねがあったからこそと思われます。

なーん　みょう　ほーれん　げーきょう、南無妙法蓮華経とたった七文字の言葉なのに、繰り返しお唱えしているだけなのに、浄風会のなん　みょう　ほうれんげーきょう　には、不思議なお薬の命が具わっているんですね。50年経って、ようやく気づきました。

「人はみな生かされて生きている」の言葉も素直に受け止められる心も生まれて来ました。これからは、かわいい孫達の成長を楽しみにがんばりましょう。そして私を育ててくれた浄風会の「南無妙法蓮華経」をみんなにお教えして伝えていこう。喜びや感謝の心を持てる幸せな人たちでいっぱいになる様にお手伝いさせて頂きます。

合掌